2009年 03月 22日
聞く耳 |
『剣客商売』の融通無碍な秋山小兵衛のありようを読んでいると、
そうそう、この力の抜き加減が大事なんだよなぁと感心する。
もっとも、ただ力を抜きゃいいってわけではない。
その域に到達するには、それこそ若いうちに脇目もふらず己を鍛え、修行したからこそ。
なにもせず力を抜いてるのは、単なるなまけものだわ。
そうそう、この力の抜き加減が大事なんだよなぁと感心する。
もっとも、ただ力を抜きゃいいってわけではない。
その域に到達するには、それこそ若いうちに脇目もふらず己を鍛え、修行したからこそ。
なにもせず力を抜いてるのは、単なるなまけものだわ。
世の中「正しい」か「そうでないか」だけではないわえ、と小兵衛は言う。
「誰かに勝つ」「いかに自分が正しいか」なんて、その人だけの見方でしかない。
自分がしたくないケンカはせぬことだ。
精神的な苦痛を伴いながら、勝ってもなんの意味もないことに時間を費やさぬこと。
「誰かに勝つ」「いかに自分が正しいか」なんて、その人だけの見方でしかない。
自分がしたくないケンカはせぬことだ。
精神的な苦痛を伴いながら、勝ってもなんの意味もないことに時間を費やさぬこと。
相手は己を映す鏡。
いやだなと思ったら、それは自分の中にある嫌な部分。
迷わず、潔く手放すのが1番よい。
結果、なんと言われようといいのだ。
早めにバイバイしたら、その分早く立ち直れる。
若い頃は労働争議も経験したし、離婚もした。
脅迫事件にも遭遇した。
今思うと、その頃の自分がそれらを呼び寄せていたのだとわかる。
私が正しい!と声高に言えば言うほど、みなの心は離れて行き、自分の心は荒んでいく。
たったひとつ、自分の視点を変えるだけで、すべて回避できたのだ。
だからこそ、今はなにか起これば、まず自分のありようを変えてみる。
できれば、まわりに意見を言ってくれる師、親を持つ。
さらに異性の友人も。
違う視点で、物事を客観的に見るだれかがいれば、早期の軌道修正が可能だ。
いやだなと思ったら、それは自分の中にある嫌な部分。
迷わず、潔く手放すのが1番よい。
結果、なんと言われようといいのだ。
早めにバイバイしたら、その分早く立ち直れる。
若い頃は労働争議も経験したし、離婚もした。
脅迫事件にも遭遇した。
今思うと、その頃の自分がそれらを呼び寄せていたのだとわかる。
私が正しい!と声高に言えば言うほど、みなの心は離れて行き、自分の心は荒んでいく。
たったひとつ、自分の視点を変えるだけで、すべて回避できたのだ。
だからこそ、今はなにか起これば、まず自分のありようを変えてみる。
さらに異性の友人も。
違う視点で、物事を客観的に見るだれかがいれば、早期の軌道修正が可能だ。
それを活かすために、重要なのは「聞く耳」を持つことだろう。
ワタシなんぞは感覚的直感的に見えても、ぺがの言うことをよく聞くし、最近は猫ばぁの言葉も聞けるようになった。
専門家や職人の言葉に耳を傾け、猫たちの言いたいことを理解したいと願う。
もちろん、お客様や読者の声には常に敏感でいたいと思う。
その上で、調べられることは調べ、関連の本があれば一通り目を通す。
そして、自分の中に残ったものと相談し、自分の考え方、生き方、モットーと照らし合わせ、自分なりの見方を構築する。
面倒なようだが、慣れればなんてことはないし、最終的には無駄が少ない。
つくづく生涯気づきと學びの姿勢だと思う。
真の感謝、真の謙虚はそこから生まれる。
今日もみなさん、ご機嫌元気で参りましょうね。
いつもお読みいただき、ありがとうございます。
ワタシなんぞは感覚的直感的に見えても、ぺがの言うことをよく聞くし、最近は猫ばぁの言葉も聞けるようになった。
専門家や職人の言葉に耳を傾け、猫たちの言いたいことを理解したいと願う。
もちろん、お客様や読者の声には常に敏感でいたいと思う。
その上で、調べられることは調べ、関連の本があれば一通り目を通す。
そして、自分の中に残ったものと相談し、自分の考え方、生き方、モットーと照らし合わせ、自分なりの見方を構築する。
面倒なようだが、慣れればなんてことはないし、最終的には無駄が少ない。
真の感謝、真の謙虚はそこから生まれる。
今日もみなさん、ご機嫌元気で参りましょうね。
いつもお読みいただき、ありがとうございます。
by cs-nanri
| 2009-03-22 08:59
| 元気の素