2009年 06月 11日
周防大島 |
佐野眞一の『旅する巨人』を読んでいる。
民俗学者・宮本常一と、彼を支えた渋沢敬三。
周防大島出身の宮本は、生涯フィールドワークに生き、野に生きる日本人の生活を膨大なデータに残した。
歩く、歩く、歩く。
車で通り過ぎては、気付かないこと。
こぼれ落ちた中に貴重な歴史が隠されていることもある。
宮本はそれらを丹念に拾い集めて、構成し直し、光を当てる。
日本人とはなにか?
人間とはなにか?
現場に行ってこそ、身体で感じることができる。
先日、たまたま行った周防大島、沖家室島。
ここの空気に触発され、帰京後、宮本常一や佐野眞一の本をむさぼり読むことになった。
読めば読むほど、
(ああ、求めていたのはここかもしれない)
と感じる。
周防大島、ハワイ移民の数は全国一で島内では今もフラダンスが盛んだ。
だからか、お年寄りばかりの土地なのに、閉ざされた雰囲気、さびしい空気がない。
年間平均気温15.6度。
みかんと鯛の1本釣りの島。
山口県だが、松山空港経由で愛媛サイドからフェリーを使うのが便利なようだ。
夏前にもう一度、島に行ってみようと思う。
民俗学者・宮本常一と、彼を支えた渋沢敬三。
周防大島出身の宮本は、生涯フィールドワークに生き、野に生きる日本人の生活を膨大なデータに残した。
歩く、歩く、歩く。
車で通り過ぎては、気付かないこと。
こぼれ落ちた中に貴重な歴史が隠されていることもある。
宮本はそれらを丹念に拾い集めて、構成し直し、光を当てる。
日本人とはなにか?
人間とはなにか?
現場に行ってこそ、身体で感じることができる。
先日、たまたま行った周防大島、沖家室島。
ここの空気に触発され、帰京後、宮本常一や佐野眞一の本をむさぼり読むことになった。
読めば読むほど、
(ああ、求めていたのはここかもしれない)
と感じる。
だからか、お年寄りばかりの土地なのに、閉ざされた雰囲気、さびしい空気がない。
年間平均気温15.6度。
みかんと鯛の1本釣りの島。
山口県だが、松山空港経由で愛媛サイドからフェリーを使うのが便利なようだ。
夏前にもう一度、島に行ってみようと思う。
by cs-nanri
| 2009-06-11 08:25
| 旅は道連れ