2014年 06月 02日
簡単に手に入るものは失いやすいと心得るベシ |
大阪・天神橋筋商店街には味のある古書店が多かった。
●5/1から6月中旬まで神保町・文房堂さんに猫の森グッズと南里秀子の書籍が並びます。
「天牛書店」で買った『木のこころ 仏のこころ』。
棟梁・西岡常一の言葉に背筋が伸びる。
現場で働く職人さんを見るのが好きだ。
G1にもつながるが、職人さんの「第7感」に敬意を抱く。
現場を知らない人は机上の理屈をこねる。
しかし、生きている木を相手に、刻々と変化する現場ではそんなことは通用しない。
棟梁のお気持ち、ちょびっとですがわかりまっせ。
現場を離れて、猫を語るなかれ!と思う。
ワークショップなどで「センセイ」と呼ばれると、ゾゾッとする。
おそらく大半は記号的に「センセイ」と言っているに過ぎないとはわかっていても、気恥ずかしくてたまらない。
どうぞセンセイは止めてください。
「なんりさん」でおねがいします。
常岡棟梁もお追従の言葉には辟易していたことだろう。
有名になれば、そこに群がる人たち、ぶら下がる人たちが増える。
そういう輩は放っておけば、すぐに離れていく。
しかし、心と技を継承するためには、それを引き継ぐ弟子が必要だ。
棟梁はたったひとりの弟子を得た。
厳しく育てたが、その弟子は去らず、孫弟子が増えた。
『ゲド戦記』にも同じようなことが書いてある。
弟子を育てるのは、その弟子に育てられることでもあるのだ。
簡単に手に入るものは、すぐに失う。
失っても惜しくない。
なかなか手に入らないものこそが「生きる力」になり得る。
欲張らず、自分の本当にやりたいことを真剣にやる!
すべてを手に入れたら終わりなのだ。
いつもお読みいただき、ありがとうございます。
今週も背筋を伸ばして、深い呼吸で参ります。
第2期 6/28(土)29(日)
●今月を逃すと、次は9月まで待たなければなりません。
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●5/1から6月中旬まで神保町・文房堂さんに猫の森グッズと南里秀子の書籍が並びます。
by cs-nanri
| 2014-06-02 07:04
| 本がなければ