2015年 12月 15日
熊野小説『鬼の哭く山』宇江俊勝 |
昨夜は久しぶりに小説らしい小説を読みました。
宇江敏勝さんの「納札のある家」、実際に行ったことのある場所が出てくるのです。
そぉそぉ、そぉそぉ。
あの風景をこんなふうに描くのかーー、はぁー……。
熊野の空気が伝わる文章、いいなぁ。
本は旅です。
どこへでも連れて行ってくれる、どこへでも飛べる。
ちょっとした思いに囚われて身動きができなくなったとき、本が救ってくれることがあります。
一瞬、その場から離れることで、気分転換できるから。
思えば小学校2年生のとき、父が脳溢血で倒れ寝たきりになって、
私はずっと本と猫が友だちでした。
母は家計を支えるべく、外に向かって働き通しでしたし、
昔のことですから、父の介護もすべて母ひとりでやっていました。
春も夏も秋も冬もずっと本を読んでましたねぇ。
いつも猫がそばにいてくれたように思います。
で、57歳の今も猫たちに囲まれて、本を読む。
大変なんです、猫楠ファイブといっしょの読書は。
福ちゃんは窒息させるかのごとく顔に密着、モンちゃんは足の間、玖磨ちゃんは一晩中動き回る。
華ちゃんはまぶたをチョイチョイしてくる。
なちゅこは「なんりちゃーーん」と呼ぶ。
宇江さんの作品、ちょっと胸の奥がヒリリとするけど、ざわつきはしない。
もっと読んでみよう、そう思いました。
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by cs-nanri
| 2015-12-15 08:59
| 本がなければ