2011年 08月 14日
青木新門『納棺夫日記』 |
映画「おくりびと」の原作になった作品。
読んでいて映画のシーンを思い返すこともあるが、内容はまったく別である。
死の哲学書だなぁ、これ。
親鸞、宮沢賢治が多く引用される。
特に「ひかり現象」に思い入れがあるようだ。
「ひかり」を見た人は、心安らかになるという…。
死者はどんな人でも安らかな表情をしていると…。
先日読んだ帯津さんの本に青木氏との交流が書かれていた。
医者と納棺夫、ともに「死」と向かい合う。
ある意味「猫の森」もそうなのだ。
日常で「死」を意識しているか否かで、その人の行動は変わるだろう。
自分の死を考える時、残された人たちの負担が少なくなるようにしたいと思う。
毎日、確実に死に向かっているわけだから、なるべくものは増やさず、いつ死んでもいいように「今」を楽しむ。
今を生きるために死生観が大事なのだ。
ちょうどお盆にふさわしい本ではないか。
それにしても最近、小説のたぐいが読めなくなった。
宮大工、櫻守、納棺夫、医者、百姓……。
職人の書いたものばかり、これらすべてに共通するのは、本物ということ。
全部繋がる、これでいいのだと確信する。
朗らかな死を迎えるために今を生きる!
猫も人も……。
読んでいて映画のシーンを思い返すこともあるが、内容はまったく別である。
死の哲学書だなぁ、これ。
親鸞、宮沢賢治が多く引用される。
特に「ひかり現象」に思い入れがあるようだ。
「ひかり」を見た人は、心安らかになるという…。
死者はどんな人でも安らかな表情をしていると…。
医者と納棺夫、ともに「死」と向かい合う。
ある意味「猫の森」もそうなのだ。
日常で「死」を意識しているか否かで、その人の行動は変わるだろう。
自分の死を考える時、残された人たちの負担が少なくなるようにしたいと思う。
毎日、確実に死に向かっているわけだから、なるべくものは増やさず、いつ死んでもいいように「今」を楽しむ。
今を生きるために死生観が大事なのだ。
ちょうどお盆にふさわしい本ではないか。
それにしても最近、小説のたぐいが読めなくなった。
宮大工、櫻守、納棺夫、医者、百姓……。
職人の書いたものばかり、これらすべてに共通するのは、本物ということ。
全部繋がる、これでいいのだと確信する。
朗らかな死を迎えるために今を生きる!
猫も人も……。
by cs-nanri
| 2011-08-14 07:17
| 本がなければ