2013年 12月 20日
友だちの考え方としっぽのある友だち |
以前にも書いたと思うが河合センセの『大人の友情』。
この中にユング派の分析家アドルフ・グッケンビュールのお父さんの言葉が紹介されている。
「夜中の12時に、自動車のトランクに死体を入れて持って行って『どうしようか』と言っても、黙って話を聞いてくれる人、それが友人だ」
私にそれができるか?
うーむ、なんだかんだ言っちゃいそうだ、ははは。
しかし、そんな事態になったら、まずは「包身」を脱ぎ捨てて、肚を据えて友の話を聞こう。
こういうふうに宣言することで、潜在意識に暗示をかける。
でも、その前の段階で友だちになる過程がある。
友だちはそうそう簡単にできるもんではない。
しかし、一瞬で友となることも出来る。
この矛盾する狭間で、私たちはゆれている。
昨今、楽しい時間を共有する友を求める人が多いように感じる。
しかし、それだけでいいのか。
孤独感が増しやしないか。
目指すものがあって、そこに向かっていっしょに進む仲間。
切磋琢磨し、刺激を与え、もらえる相手。
最も苦しい時、黙ってそばにいてくれる人。
たとえ、友だちと思える人がいなくなったとしても、私にはしっぽのある友だちがいる!
なんと頼もしいことだろう!
そう思うだけで、強くも優しくもなれるのだ。
この中にユング派の分析家アドルフ・グッケンビュールのお父さんの言葉が紹介されている。
「夜中の12時に、自動車のトランクに死体を入れて持って行って『どうしようか』と言っても、黙って話を聞いてくれる人、それが友人だ」
うーむ、なんだかんだ言っちゃいそうだ、ははは。
しかし、そんな事態になったら、まずは「包身」を脱ぎ捨てて、肚を据えて友の話を聞こう。
こういうふうに宣言することで、潜在意識に暗示をかける。
でも、その前の段階で友だちになる過程がある。
友だちはそうそう簡単にできるもんではない。
しかし、一瞬で友となることも出来る。
この矛盾する狭間で、私たちはゆれている。
昨今、楽しい時間を共有する友を求める人が多いように感じる。
しかし、それだけでいいのか。
孤独感が増しやしないか。
目指すものがあって、そこに向かっていっしょに進む仲間。
切磋琢磨し、刺激を与え、もらえる相手。
最も苦しい時、黙ってそばにいてくれる人。
たとえ、友だちと思える人がいなくなったとしても、私にはしっぽのある友だちがいる!
なんと頼もしいことだろう!
そう思うだけで、強くも優しくもなれるのだ。
by cs-nanri
| 2013-12-20 09:14
| 本がなければ