2014年 01月 20日
アンハッピービギニングからハッピーエンドに向かうという考え方 |
夜寝る前、夜中に起きた時、相変わらず河合隼雄を読んでいる。
以前に読んだ本も繰り返し読んで、その都度新鮮だ。
昨夜の夢に河合センセが登場してくださった。
どうやら河合家の台所。
私はお手伝いで干し柿を使った料理をしている。
そこへ外出から戻られた河合センセがいらして、ひょいとその料理をつまみ、
「お、うまいね」
と破顔一笑。
やったー!
と単純に喜んだのもつかの間、河合夫人の表情が険しい。
うむむ、夢の中でも人間関係は微妙……。
今も昔もこれからも、家族はなにかと大変だがかつ大事にしたいもの。
若いころは分からなかったことが、年を重ねてやっと納得いくことも。
「ハッピーエンドではなく、アンハッピービギニング」
という言葉を見つけた。
結婚をハッピーエンドと思うと破綻する。
しかし、アンハッピービギニング、これから倖せを築く過程で本当の家族になっていく(なんり流解釈)
コレ、何事にも通じると思う。
最初うまくいかなくてもめげないこと。
長期展望で考え、死の瞬間に
「いい人生だった」
と思えれば万事オッケー。
人間、揺れたり、迷ったりして当たり前。
影の部分があって初めて光り輝くのだ。
影の部分を切り捨てず、向き合い、内包して、ともに変化を楽しむ。
さぁ、今週も目の前のことをひとつひとつ丁寧にやっていきましょう。
いつも、お読みいただきありがとうございます。
by cs-nanri
| 2014-01-20 07:11
| 夢の記