2014年 09月 02日
一本下駄と蔵主さま |
一本下駄、野口晴哉になった気分♪
帰って来て、みんなでお茶を飲んでいると突然
「ミョウコウさん、蔵のお清めやってください」
と言ってました。
なぜ、もっと早く気づかなかったんだろう?
蔵主さま、大変失礼いたしました。
さっそく、藤本さん、田崎さん、ミョウコウさんと蔵にお供えを準備します。
お神酒、水、塩、榊…
ミョウコウさんのならす鉦の音が蔵に響き渡ります。
「うかつにも程がある」
とミョウコウさん。
遅くなったけど、気がついたのだから、これから毎日お参りしましょう。
井戸や納屋のまわりもみんなでお清めの塩をまいて、お詫びと感謝を捧げました。
今年はいよいよ10月に「家固め」(やがため)の儀式をします。
地元のお囃子の方々に来てもらい、猫楠舍のお披露目をするのです。
やっとここまで来れましたが、まだまだやることはあります。
今も家魂さまが私に課題を出して来ます。
納屋はどうするんじゃ?
石垣もあるぞ。
でもね、家魂さま、そろそろ力を貸してくれてもいいんじゃない?
私たち、けっこう一生懸命やってると思うんだけど、えへへ。
見えないものに対する畏れを忘れてはいけません。
体と感情と同じ、みんなつながっていて、どこかひとつを治せばいいということではないのです。
どうやら全体のバランスが大事なのだと一本下駄が教えてくれたようです。
写真の朝顔は、今朝猫塚にお参りにいったら、咲いていたのです。
CoCoのツユクサも嬉しそうにたくさん微笑んでいました。
みなさんの今日も心穏やかにありますよう…。
ありがとうございました。
by cs-nanri
| 2014-09-02 08:57
| 熊野「猫楠舎」