2017年 04月 17日
第2回ねこのわ文庫植本祭、ニコニコ感謝! |
いい天氣、まぁるいお山が笑っています。正面門に猫椅子看板を出します。 タンスの引き出し3つ分の猫の本、売り上げはねこのわ文庫の運営費に充てられます。 なにより、もう一度だれかに読まれること、本として一番嬉しいことじゃないでしょうか。
10:30 ちゃこヨガがスタート。 常連さんも定着してきました。 昨日のラスト3分ゴキブリのポーズのい曲は「ルージュの伝言」♫ ヨガ参加のみなさん、お帰りにセサミ香房のクッキー&クラッカーをお土産にお買い求めいただきました。 円卓で春のランチ。 筍とベーコンの粒マスタードパスタ、猫楠畑の無農薬グリーンサラダ、新ジャガ入り鶏肉トマト煮。 この他にフジモート父作ながれこ(貝の一種)の焚いたんも。
飲める人は飲んで、飲むない人はそれなりに。 ゆっくりおしゃべりして、みんなでホワーン、ホワーン。
14:00 植本祭スタート時には、大阪からのお客様も到着。 熊野新聞の取材のコジマ君(23歳)も来舎。
まずは蔵のねこのわ文庫を見学してもらいました。 1年間で、随分と本が増えて本棚が埋まっています。 いずれ2階も文庫にしなくてはならないでしょう。
今後、一階の天井をピュアウォールで塗る計画を話したら、 「やりーたーい!」 という声。 ねこのわ文庫は、みんなで作り上げて行く図書館です。 いろんな形で参加していただけたら、ホントにやってる甲斐があります。
今回、25冊が植本されました。 おひとりおひとり、本への思いを話され、ウンウンとうなずいたり、時に涙したり。 チャコさんは本の表紙とお洋服の色をあわせておられました。
植本祭の最中にも続々本が届きました。 みなさんとワクワクしながら、開封します。 これだから、ライブは楽しい!
フジモート特製白イチジクケーキと私が最近ハマっているミルクティでティータイム。 猫楠舎の家全体もニッコリ微笑んでいるようでした。
15:30から、なんりセレクト「この猫本読むべしベスト10」! 選びに選んだ10冊。 これまで発表したものは除外しました。
どの本も愛おしい。 ジャンルはさまざま。 私にとっての本物を選びました。
※ここでは、あえて発表しません。(◀︎我ながら、いじわるですねぇ、くくく) 本を送ってくださった方にのみ、詳細をお送りいたします。
植本祭は来年以降も毎年4月の第2日曜日に開催し、なんりセレクト猫本10も毎年発表します。 来年こそ! 愛しき本を携えて、猫楠舎のねこのわ文庫にいらしてください。
「こんなに本のことだけを真剣に話すことってなかったけど、すごく楽しかった」 「正直、こんな深いとは思わずに来ました」 「来年に向けて、準備を始めます」 光栄です。
私自身、本の話をすると止まらなくなる。 昨日は思う存分にお話しさせていただき、スッキリしました。 参加したみなさんがそういう雰囲気を作ってくださった。 それをみんなでシュッと共有できたようにも思います。
ねこのわ文庫は本は、本屋さんやAmazonで買う新刊ではありません。 だれかの書き込みや線引きがあったり、涙の跡があったり……。 あ、ここでぐっと来たんだな、とか、ね。
本の向こう、猫好きの人の息づかいを感じます。 どんな思いで、この本を送ってくださったのだろう? 大切な本だったろうに……。 ここには来れない方なのだな、というのもあります。
そんな本たちを1冊1冊、読むのも私の仕事であり、楽しみです。 これからもねこのわ文庫とともに、猫を愛する人たちとの輪をつなぐ役目を果たせたらいいなと思っています。
自然豊かな環境で、大好きな本と猫に囲まれて暮らせることに今日も感謝します。 本当にありがとうございます。
いつもお読みいただき、ありがとうございます。 今週も心おだやかに、誠実な仕事をして、日々の暮らしを大切にします。
by cs-nanri
| 2017-04-17 09:27
| ねこのわ文庫&Cafe