2018年 05月 20日
陰陽を整える旅 第2日目 |
2日目の朝は5時に露天風呂に入り、湯上がりに河原を散歩しました。
だれもいない朝風呂、贅沢〜 
東山魁夷の描く樹林のよう。 樹々がサワサワと揺れ、川はサーサーと流れます。 
朝ご飯に鮎の干物、炙っていただきました。 温泉水で焚いたごはんも美味しゅうございました。 
十津川村ではいたるところに吊り橋がかかっています。 高所恐怖症の人は渡れませんねぇ。
スマホの地図案内で、天川村の「天河弁財天」に向かいます。 予定では1時間40分、天氣は薄曇り。 
渓谷の美しさに度々車を停めてしまいました。
玉置神社への道もヒヤヒヤでしたが、天川村の道幅も車1台がやっと通れるほどの箇所がいくつか。 譲り合いの精神と、遠くを見る眼が必要。
無事、天河さんに到着し、境内を散策していると、数分後美砂さんがやってきました。 美砂さんは毎年5月に天河さんでご祈祷をしてもらっているとのことで、今回私も便乗させていただくことになったのです。 
天河さんは芸能の神様です。 こちらも玉置神社と同様、来るタイミングが合わないとなかなか来れない神社。
私は十年来、来たい、来たいと思いながら、来れませんでした。 映画『地球交響曲(ガイアシンフォニー)』を観てからずっと、天河に憧れていたのです。 今年やっと念願叶いました。 
美砂さんといっしょに本殿で宮司さんからご祈祷を受けます。 大太鼓の音、笛の音、朗々たる大祝詞。 今年はいろんなところで還暦の厄払いをやっていますが、こちらでは「報恩感謝」を。
天河さん、私には女性性を感じられる場所でした。 天に通じる、天に捧げる、歌舞はすべて神様への捧げもの。 包み込むような柔らかさがあって、ニコニコしてしまいます。 山道なし、階段も少しだけ。
実は天河さんであることが起こったのですが、それはまた後日。
ご祈祷が済んでから、美砂さん行きつけの食堂でランチをしました。 道の駅でお土産を買ってから、大阪に帰る美砂さんと別れて、いざ出発! 予定では猫楠舎まで4時間のドライブです。 
途中、こんな素敵な校舎を見つけました。 
懐かしい風景ですね。
途中パラパラと雨が降ってきたものの、見慣れた本宮大社に着くことには止んでいました。 帰りは道に慣れたのか、3時間ちょっとで帰り着きました。 ぽおさん、よく走ってくれました、ありがとう。
今は「陰陽のバランスがとれた2日間」という印象があるのですが、ひょっとすると今後この印象は変わるかもしれません。 それでもいいのです。 私にとっては必然の旅だったことは間違いない。
それに、ぽおさんとまたどこかに出かけたくなりました。 せっかく熊野にいるのですから、ね。
ではでは、おつきあいいただき、ありがとうございました。 載せ切れなかった旅の沢山の写真は「猫巡礼88」でお見せしたいと思います。









by cs-nanri
| 2018-05-20 07:00
| 旅は道連れ