2018年 06月 16日
道場で読む『疲れ過ぎて眠れぬ夜のために』内田樹 |
6/23の猫巡礼88のお題は「熊野聖地紀行」です。
たとえば仕事についての考え方。 ビジネスとレーバーはどう違うか? 自分がやっていることはどちらだろうか、と考えてみるといい。
うんうん、うなずきながら読み進む。 内田センセの日本人論、柔らかく表現しながらも、よく切れる刀のよう。 切られたことに氣づかない、 ん? それってワタシのことか?
熊野本宮から玉置神社、ある出来事が起こった天河神社、そして産田神社、花の窟。
スライドを見ながら、それぞれの場が持つ意味を考えます。
その他、今月後半の猫の森スクール案内はこちらをどうぞ。
梅雨寒のここ数日、道場で読書を続けています。
昨夜から読み始めた内田樹『疲れ過ぎて眠れぬ夜のために』。
「ためらい」や「あいまい」な部分を肯定しつつ、
「もう自己実現や自己を発見することをやめよう」とおっしゃる。
サクセスはさもしい、とも。
拡大発展ではなく、退縮する過程をいかに愉しむか。
田舎に引っ込んでポツポツとした暮らしを送る身にしたら、
あ、これでいいんだ、ホッ。
自制とともに、そんな安堵感を与えてくれる本。
6/24(日)は「猫住まい専科」一挙6時間の後に、
内田センセの『日本のからだ』をテクストにした「猫塾365訓」をやります。
(我ながら自虐的スケジュール、この日は興奮して眠れないかも)
by cs-nanri
| 2018-06-16 05:52
| 本がなければ