問題の切り分け

「安倍政権の7年8ヶ月を振り返る」を見ていると、「問題の切り分け」というフレーズが出てきた。

「体調の回復は祈りますが、解決すべき問題は残されたままですから」

安倍にくさで、何もかも一緒くたにしないことが、その人の教養というか、品というものだな。

そういや、くぼも言ってた。

桜舎から移管した複合機に作業不具合があり、あれやこれや試していたとき。

「ひとつひとつ、問題を切り分けて考える必要があります」と。

なるほど〜。

で、「猫の困った」も同じ。

人間にとって都合の悪いことを「猫の問題行動」として考えてしまうと並行線。

しかし、要因をひとつひとつ丁寧に見ていくと、ほどけてくる（こともある）。

元に戻って、人間関係もまたしかり。

行動は批判しても、その人を否定することはできない、ってか、してはならない。

若いころはバンバン否定しまくったので、敵も多かったし、去っていった人もいた。

この「切り分け」ができなかったのだな。

今は多少、切り分けられるようになった（と思いたい）。

そのうえで

言いたいことは言う、心を込めて言う。

生涯未熟者だろうが、それでもせめて接する存在には誠意をもっていたい。

そんなことを思った朝。

ま、やってみんしゃい。