2020年 09月 19日
岡野玲子『玉手筐』7 を読んで天の橋立に行きたくなる |
4連休、すっかり氣を緩めて出歩く人が増えたように感じるのは氣のせいか。
この地形、摩訶不思議
アマテラス、トヨウケ、イザナミといった神話のキャラクターが出てくることにもワクワク。 陰陽五行思想、内裏の構造、神事なども詳細を極めている。 なので、読むのに時間がかかる。 漫画というジャンルを超え、これはもう思想、哲学なんである。
感染しても無症状、今が平氣ならいいのか。
そりゃ、短慮というのもの。
未知の相手に対しては、もっと慎重に付き合うべき。
はっきり言って、わたしゃ年取ったとき、コロナの後遺症で苦しみたくない〜。
その前に社会人としての自覚がある。
浦神は平均年齢がかなり高いので、私ひとりが感染したらおおごとになる。
氣持ちよく住まわせてもらっているのに、そんなことは絶対できない。
ということで、おうち読書生活。
岡野玲子『玉手筐』7巻、完結編。
何度読んでも難解だが手離せない。
今回、読んでみてようやく理解できたこともいくつかある。
封印されてきたイザナミが解放され、イザナギと再びいっしょになるラスト。
二重三重にステージが積み重ねられているので、途中で本筋を見失いそうになることもしばしば。
で、天の橋立に行きたくなった。
いや、今はまだいけないけど……。
もう一度『陰陽師』から読み直さないと〜。
時間がいくらあっても足りない。
by cs-nanri
| 2020-09-19 10:21
| 映画と舞台と美術館