2020年 10月 20日
買い出しより安全「テネット」 |
クリストファー・ノーラン監督の「テネット」、南紀ジストシネマで上映していたので、用心しいしい行ってきました。ポストカード付き TENET は回文、どちらから読んでもテネット。 時間の挟み撃ちの意味もある?
久々の映画館、やっぱり臨場感が段違い。 集注度合いも違います。 予め「メメント」「プレステージ」「インセプション」「インターステラ」でノーラン監督の「時間」予習をして行ったのですが、やはり1回では理解できませんでした。
途中から理解を放棄し、「映像の迫力にただ身を任せよう」と肚を決める。 また、観にくればいいんです。 「無知が武器」
「起こったことは起こったこと」 「リープ・オブ・フェイス」 印象に残ったことばです。 帰宅後、町山智浩さんの「映画むだ話」で「テネット」220円を購入して、解説を聞きました。
T・S・エリオット、『時の矢』、パラレルワールド、プルタゴニスト、ラ・ジュネ……。
「鬼滅の刃」に長蛇の列ができていて、びっくり。
で、「テネット」はどうかとドキドキしながら、入場したらおっちゃんがひとり。
おお、2人ですか!
おまけに座席指定がないので、好きな席に座れます。
これはスーパーの買い出しより安全だわ〜。
ノーラン監督のスタイルが多少わかると、すべての作品を貫く流れが何となく分かる(ような氣がする)。
今回、○○はニールに投影されている、なるほど!
この視点を手に入れたら、2度目の見方が大きくから変わるはず。
とにかく、もう一度観に行こうと。
by cs-nanri
| 2020-10-20 08:10
| 映画と舞台と美術館