是枝監督の『真実』

観たかった映画がAmazonプライムに上がっていました。

是枝監督、カトリーヌ・ドヌーブ、ジュリエット・ビノシュ、イーサン・ホークの『真実』

ゴージャス、圧巻ドヌーブ、超カッコいい
イーサン・ホークはアメリカのテレビドラマ俳優という役でして、妻の母親である世界的大女優（ドヌーブ）からしたら「フンっ」ってなもんです。イーサン・ホークは妻のジュリエット・ビノシュに言うんですわ。「お母さんを嫉妬させたくて、僕を連れて来たんだろ」ギクっとする妻、母と娘のわだかまりははたして溶けるのか……。
イーサン・ホークにカトリーヌ・ドヌーブが寝る前にキスをするシーン、ちょっとドキとします。イーサン・ホークはそのことを妻に言う。「ここ（頬）じゃなく、ここ（唇）でもなく、ここ（その間）なんだぜ」なんつうか、このオトコの、バカじゃない加減がとっても良いわ〜。是枝監督、お見事！
デカシャッタ、デカシャッタ〜オラがの国さの監督が、どえりゃー有名なフランスの女優さんで映画を撮ったんぞなもし。どこの方言じゃい？と突っ込まれてもいいくらい、日本人として誇らしい氣分、うふ。
役者さんに対する敬意があって、いい現場だったんじゃないかな、なんて思うのです。カトリーヌ・ドヌーブも上機嫌だったらしいっす。それにしても彼女の貫禄、目付き、美しさ、お茶目さ、全てがキラキラして、正真正銘のスターとはこういう存在をいうのだ、と。まさにレジェンドですな。

で、作品も実に後味がよいです。カトリーヌ・ドヌーブを描いた映画かと思うくらい、ナチュラルで愛すべき作品。チャンスがあったら、ぜひ観てみて。カトリーヌ・ドヌーブに捧げます（なんちゃって）
Webセミナー以外はおうちで映画を見て、本を読む。洗濯、掃除をして、花を飾り、ごはんを作って食べる。猫たちが健やかにあることに感謝。
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