2021年 07月 26日
ミョウコウさんの日 |
猫の森31訓26日の言葉
「勇敢なチャレンジャーであれ」
これ、ミョウコウさんの生き方そのものです。
3回結婚、3度目の正直で、先妻の子四人がいる小さな寺の住職・義宣に嫁ぎ、39歳で私を産みます。
兄や姉たちは寺を嫌って全員家を出てしまい、さらに義宣は脳梗塞で倒れ、寝たきりとなる。
母は父の介護をしながら、50代で浄土宗僧侶の資格をとるべく修行を開始。
無事資格を取りお山から降りた翌日、10年間寝たきりの父が69歳で生を終えました。
以来、母は住職として20数年間寺を守ります。
私が離婚した直後、寺をやめようとしていた母を東京に呼んで、猫の森を手伝ってもらうことに。
ミョウコウ82歳の一大決心でした。
聖蹟桜ヶ丘のマンションで「猫ばぁ」として、猫の森生涯保証で引き受けた猫たちと暮らす日々。
そして、2011年の「3.11」後、92歳で和歌山の猫楠舎に引っ越します。
新天地で心細いことも多々あったでしょうが、地元の人には「朗らかなおばぁちゃん」として映ったよう。
そして2015年の今日、自宅で息を引き取りました、96歳。
「トンちゃんが迎えにきてくれているから安心してついていけばいいよ」
私がミョウコウさんに云った言葉です。
お氣に入りだったトンちゃんは一足早く5/3に旅立っていました。
6年経った今もミョウコウさんとの会話は続いています。
喧嘩ばかりしていた親子でしたが、良くも悪くもミョウコウさんの血が流れていることは間違いない。
なんだかんだ言って、彼女の娘でよかったと思うのです。
毎朝、毎晩、母がやっていたことをいつしかなぞっている自分。
手を合わせて、1日の安寧を祈る。
一礼して、1日の平穏に感謝する。
結局、寺の子なんだなぁ、と思います。
ミョウコウさん、今日も1日、ご機嫌元氣を見守ってください。
引き続き、早急な五輪中止を訴え続けます。
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by cs-nanri
| 2021-07-26 08:00
| ピピピッピッ!