司馬遼太郎の別荘

ちょっと前になりますが、ずっと探していた司馬遼太郎さんの別荘の場所が分かりました。

何度も前を通り過ぎていた、うむむ。

ときどき寄っていた無人販売所の近くでした。

山に抱かれたおうち
司馬先生、この辺を歩かれたのでしょうか？こちらで書かれた作品もあるのかしらん？生まれて初めて買った全集は司馬遼太郎全集でした。
たしか高校のとき、小遣いをためて一冊づつ揃えていった。大切にしていた全集は20代半ばで上京するとき、引越し資金にするため、当時のバイト先の上司である司馬ファンに買ってもらいました。
その司馬センセが古座川周辺をお氣に入りだったと知ったとき、あ、また輪がつながった、と感じたものです。古座川流域はなんとなくですが、100年前と変わらないような風情がある。山間を流れる古座川の水は澄み、鳥の声がこだまする。ぽかーん……。とすることが必要な今日この頃、リフレッシュには最高の場所です。
さて、昨日「日本でいちばん長い日」を見ました。（リメイク版は途中で寝落ち……。）終戦を認めたくない陸軍の一部が暴走するさまは、今の政権にも重なってゾッとする。
いのちよりもイデオロギー、走り出したら止まらない。あんたら、やるんならまわりを巻き込まずにやりんしゃい！見ていて、怒りがこみ上げて来て困った。立ち止まるのも勇氣、辞める英断。