2021年 09月 12日
『時給はいつも最低賃金、これって私のせいですか? 国会議員に聞いてみた。』和田靜香 取材協力:小川淳也 |
帯のキャッチコピーは「私の不安は日本の不安」だ。
和田さんが最後にあげていた「政治問答ブックリスト」、読みたい本がまた増えてしまった。 上の二冊は私の本棚にもあったもの。 サフランモドキの花のように、パッと明るく咲くような読書をしたい。
・「コロナから国民を守ります」ぐらい言えないのか。
・応援する候補者が当選したためしがない。
・この賃金でこの社会保険料おかしくない?
・「安心・安全な東京オリンピックを目指します」?
映画『なぜ君は総理大臣になれないのか』の小川淳也が答える (帯の内容)
すでにたくさんの方が絶賛感想を書いておられる。
一言で言えば「よくぞ本にしてくれました」である。
私にとっても目ウロコは下記
・「国民」は使ってはいけない言葉 p.128〜131
ここ、正直ガーンときた。
日本国籍を有する人を国民と言うなら、国民に当てはまらない人たちもいるってこと。
すまんかった、そこまで考えが回らんかった〜。
・スペインのモンドラゴンという街の取り組みP.198
最低生計に関わる衣食住に資本主義の介入を許さない。
85,000人の雇用を生み出すワーカーズコープで最低限の衣食住はみんなで支え合い、そこから先は自由な資本主義。
すでにこんな取り組みを実現しているところがあることが、これからの希望だわ。
・政治の話についてP.211
政治を語るとき、なにかを間違えたり、余計なことを言って突っ込まれるのが怖い。
たしかに、この感覚わかるわ〜。
いろんな問題を自分に引き寄せて語っていけたらいい
という提案があって、ほっとした。
そうだ、最初から大きな問題でなく、自分が今困っていること、不安に感じることについて語るでいいんじゃん。
それぞれが、それぞれの視点で語ればいいのだ。
和田さん、ありがとう!
・「初めに詩来たる」p.257
社会が変わるとき、初めに詩がきて、次に音楽と芸術が来て、その後に設計や技術がきて、最後に建物が建つ。
ああ、これ「古事記」だわ。
詩ありき、なんだね、やっぱり。
和歌ですよ、和歌。
和歌山は和歌姫のわかやまなんですよ、みなさん。
この他にも共有したい部分がてんこ盛りだ。
ぜひとも一家に一冊!
併せて、小川淳也さんの『日本改革原案 2050年 成熟国家への道』Kindle版で読んでいる。
この時期、これらの本を読めることのありがたさ。
本日のWebセミナー 11:00まで受付中です。
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04. 9/12(日)13:30~15:10 猫の學校3回目 「5.猫の習性 6.猫の食事」
05.9/14(火)19:00~20:00 老猫メイツ 課外授業「猫の森の生涯保証 4」
06. 9/16(木)19:30~20:30 にゃん流日本神話6話「イワレビコ、東へ」
07. 9/18(土)13:30~14:30初ねこ倶楽部‐A3「猫のすべてを受け入れる」
08. 9/19(日)13:30~15:00 ことば塾22 「宮沢賢治 6」『山男の四月』
09. 9/21(火)19:00~20:00 老猫専科・第2班 3回目「うちの猫自慢」
10. 9/25(土)13:30~15:00 老猫専科3回目 「キュアとケア」
11. 9/26(日)13:00~16:30ご機嫌元氣365(9月の言葉)
12. 9/28(火)19:00~20:00猫の森プラスワン「秋の猫ごはん人の秋ごはん」
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臨時国会開いてください!
by cs-nanri
| 2021-09-12 09:50
| 本がなければ