2021年 09月 22日
22日「にゃんポイントアドバイス」・室内に自然を取り入れる |
夏の間、お散歩を中断していた玖磨ちゃん、涼しかった昨日、庭に出ました。

【自然を取り入れる工夫を】
「マンションで外に出すなんてちょっと無理〜」という方も多いでしょう。 であれば、室内に植物の鉢植えを置くとかして、できる範囲で自然を取り入れる工夫をしてはいかがでしょう。
「かじったり、食べたら危険では?」 千駄ヶ谷の桜舎では、かじられてもへっちゃらなサンスベリアをたくさん置いてました。 これ、マイナスイオン効果もあり、手入れも要らず、ホントに丈夫です。 かじっても歯型がつくくらい。 だいたい葉が硬いので、食べるなんて無理。 室内にグリーンがあると、視覚効果が格段にアップします。 ニンゲンにとっても「緑」はパソコンやスマホ作業に疲れた目を癒してくれます。
「鉢の土をほじくったり、うんちをされるのでは?」 そのような傾向が見られたら、土をほじくられないような工夫をすればいい。 なんらかのカバーで土部分を覆うなど、いろいろ試してみましょう。
鉢植えは無理なら、植物を飾る。 花瓶に興味津々であれば、猫さんたちの手が届かない場所に吊るすとか、こちらもアイデアを膨らませるいいチャンスです。 
野の花をセンスよく飾れるようになりたい。
植物に猛烈アタックしてくる場合、猫草を用意する。
からだが草を求めているときがあります。 世の中のNGを鵜呑みにする前に、「ちょっと試してみる?」という姿勢を忘れたくありません。
猫さんがむざむざ危険なものを口にすることはまずありません。 猫は本来慎重な動物です。
先回りして「危険、危険」と過保護な母親よろしくブレーキを踏んでいると、猫さんたちの好奇心は薄れ、生きる力が減ってしまいます。 これ、今の子どもたちにも当てはまるんじゃないでしょうか? 過保護な親は子どもの自立心を妨げる。 猫さんも同じだと思います。
目指すべき親は、親がいなくてもひとりで生きていけるよう子どもを導く。 手塚治虫の作品を読んでいると、こういうことがスッとわかる。
現代の「優しさ」は真の優しさとは違うものです。 他人に嫌われないための似非の優しさが横行している。 真の優しさは厳しさを伴うのです。
話が逸れましたが、猫楠舎の猫たちがご機嫌元氣なのは、必要以上に介入をせず、猫のことは猫に任せるからだと思います。 根本的には猫の生きる力を信頼尊重する。 死ぬとき、すっとあちらに渡れるよう、無用な手出しはしません。
だいだい、ニンゲンが猫さんの命をコントロールすること自体、傲慢だと思います。 「長生きさせる」なんて言葉を平氣で使う。 大きな思い違いだと私は思いますね。
そのときがきたら、いのちを明け渡す。 私は猫さんたちも、自分自身もそうありたい。
本来、猫も人も自然の中で生かされているもの。 ですから、人工的な室内で生きづらくなるのは当たり前です。 できる範囲で、なるべく自然のものを取り入れて、生きる力を発動させましょう。 
19歳、玖磨まんぞくじゃ〜
下記セミナーもぜひ参考にしてください。 9/28(火)19:00~20:00猫の森プラスワン「秋の猫ごはん人の秋ごはん」
四肢が草に触れた瞬間、パッキーーンと覚醒した様子。
普段、ニンゲンの都合で家の中に閉じ込めている猫さんたち、本来は大地からのパワーも日々受け取っているのではないか?
玖磨ちゃんの外歩きを見ていると、そう思います。
目は見えないけれど、嬉々として歩いて、思いっきり外の空氣を体内に取り入れているよう。



▼9月のWeb猫スクール ※当日参加できないときはアーカイブ配信
複数参加の場合、下記の番号をお知らせくだされば月末まとめ払いできます。
【9月開催 Web猫スクール】
10. 9/25(土)13:30~15:00 老猫専科3回目 「キュアとケア」
11. 9/26(日)13:00~16:30ご機嫌元氣365(9月の言葉)
12. 9/28(火)19:00~20:00猫の森プラスワン「秋の猫ごはん人の秋ごはん」
*入門タイプは60分1,000円(税込)
● 基礎の「猫の學校」は100分2,000円(税
NEWS 猫の森通販
▼猫の森通販 選りすぐりのものだけを取り扱っています。
・レスキュークリーム関連(掲載を中止)ご希望の方はお問い合わせください。
nekonomori▼catsitter.jp ▼を@に変えてお送りください。
by cs-nanri
| 2021-09-22 09:12
| 猫師匠たち