リバビリ難民200万人を見捨てる日本。
長寿世界一、かつ寝たきり率も世界一ってどうよ?
間違った介護と医療で急激に身体が弱っていく高齢者。
「そのときが来てからでは手遅れ!」
『道路を渡れない老人たち』神戸利文(著) 出版・アスコム
一氣に読み、これからやるべきことが明確になった。
『老猫専科』でもお話ししていますが、過剰な介護は生きる力、自立の意欲を奪いかねないのです。
この本でも「バリアフリー」ではなく「バリア有りー」と言ってます。例えばからだが動かしにくくなったとき、少しでも楽にと、布団からベッドにしてしまいがちですがこれはNGです。無理してでもからだを動かす、ちょっと痛くても動かそうとすることをやめてしまうと、寝たきり一直線になるんだな、これが。
日本は「介護後進国」なんだそうです。で、医療と介護の断絶があって、うまく連携がとれていないところが多い。そして、リハビリについての認識が一般に普及していない、かく言う私もよくわかっていなかった。
リハビリって、急性期、回復期、生活期という3段階あって、急性・回復期は病院でリハビリが受けられても、一番重要な生活期のリハビリを受けられるところがないので、退院してそのまま寝たきりになってしまうらしい。
根本的に人手不足!政府は高騰する医療費の削減ではなく、寝たきり老人を減らすための対策をすべきだと思う。医療機関を減らすんではなく、医療と介護で働く人の給料を上げなきゃだめじゃん。それに驚くべきは、保険料は否応なく徴収しているにもかかわらず自己申請しなきゃ助けてくれないって。
この国は国民皆保険としながらも、自分の身は自分で守らなきゃならない国なんだわ。
フツフツと湧き上がる怒りを押さえながら、だったらおひとり様の己もしっかり調べて、準備しておく必要ありと肚を決める。
10年間寝たきりだった父親を見てるので、絶対あんな風になってはいかんというのがある。
死ぬときまでご機嫌元氣でいるために、とにかく筋力を衰えさせないこと。
「知らなかった」と後悔するのは愚の骨頂。これからの老後、死に関しては意識がはっきりしているうちに情報収集し、極力使えるものはしっかり使い、生を全うしようではありませんか!死に方は生き方そのものとも言えるように思います。
今年も「老猫専科」や「森のデスカフェ」などを通して、死生観の構築をしていきましょう。