まさか2年続けて、子猫の来訪があるとは思いもよらぬことでした。
ヤムヤムは推定生後4か月でしたが、今年のチビは生後2か月といったところ。
お年寄り猫たちとのまったりした日常が一変し、ワクワク、ワチャワチャ、ピーチクパーチクなリズムに。
ヤムヤムに言伝を頼みました。
「あの子に、家の中に入ったらどうよ？ って言ってみて」ヤムの場合は比較的早く家の中に自ら入ってくれたのでした。
今朝、母屋の夏子が「シャーッ！」と威嚇するので、見ると、外廊下にチビがきている。実はチビがきた初日から、はらをくくってごはんをだしており、ここ数日は母屋の外廊下にその場所を代えていました。オーカッツの水飲みボールの水が大分減っています。
朝と夕、ごはん時間になると、ソワソワ、ちょろちょろ。チラッチラッと私の様子をうかがいながら、素早く平らげます。あんなに早食いじゃ、せっかく出してる「たま伝」の味もあったもんじゃない。
その動き方は実に健康そう。だから、焦らずに見守っていいのです。
かつてシッティングの現場で、人見知りの猫さんに触れるようになるまでの時間というものがありました。もどかしく、じれったいけれど、可能性を秘めている。簡単に手に入らないからこそ、夢中になります。
どうしたらいいだろう、と考えます。あの手この手を繰り出して、反応を見ます。きっとこのプロセスが信頼の土台になるのでしょう。
向こうからやってるまで、じっくり待つこと。カミサマって、向こうからやってくるんですよ。そして、トントンと戸を叩く。風変りだったり、あるいは汚かったり、醜かったりする。外見に惑わされないで、たいていはあなたを試してくるから。
戸を叩かれたとき、機嫌よく「どうぞ、お入りください」と言えること。そして、そもそも猫をコントロールなんかできっこないと知っておくべきです。
美しいタイミングでかならず家に入ってくるとイメージしています。あの子の毛並みはひんやりとして柔らかいでしょう。ゴロゴロ音は大きく響くことでしょう。しっぽを根元から撫で上げたら、シュッと真っ直ぐ氣持ちよく行くでしょう。スーパーねこ友でヒャッホーイ！と遊びまくることでしょう、うふふ。
ちっちゃな存在が、こんなにからだじゅうの細胞を活性化させる。あらためて、猫力、すごい！
