タオ、推定生後3か月を相手に毎日、スーパーねこ友を振っています。
すると、わこ、トーマ、なんとちぃちぃも「ワッキャー」と遊びに参加する。
わこ、トーマは15歳。
ちぃちぃ13歳。
もう年だから遊ばないなんてことはない。
遊ばないのは、あなたの遊ばせ方に問題ありかもよ。
あとは、スーパーねこ友を使っていない(まさか、「家にない」なんてことないですよね?)
新品のスーパーねこ友は袋から出したら、折り癖がついているので、まずはしなやかに真っ直ぐになるようにしごいてください。
これ、案外大事なので、省かないでね。
スーパーねこ友は猫の狩猟本能を刺激するような構造にしています。
猫が狩りをするとき、一番見やすいが距離75㎝とされている。
スーパーねこ友の編み部分、ひものひらひら、ピロピロ部分、この長さを考慮してます、はい。
で、動かし方なんですが、「猫の學校」でお勉強しましたよね。ねことこへこここ4種類。
ねこ…ちょろちょろ動くネズミを捕るのが得意な猫とこ…空を飛ぶ鳥を捕るのが得意な猫へこ…地を這うヘビを捕るのが得意な猫ここ…セミやゴキブリといった昆虫?を捕るのが得意な猫
スーパーねこ友はこれら4種の獲物の動きを再現することができる構造なんです。まぁ、動かし方はお稽古次第で習得可能って条件付きですけど。
ハンターの種類によって、得意な動きが違ってくる。たとえばヤムヤムはカニとか虫とかをよく捕るので、おそらく「ここ」。ちょこちょこ動かしていると、もれなく飛びついてきます。
タオはどうやら「ねこ」、ネズミのようなちょっと隠れるとか、ときどき姿が見え隠れする動きに反応する。トーマは「とこ」。空中で動くものに飛びつくのが好き。ジャンプ好きの猫はたいてい「とこ」。
わこはオールマイティ。ちぃちぃもです。3、4回に1回は捕まえさせると効果的。
大事なのは、片手間に遊ばせないことです。動かす私も「ネズミ」になり切って、集中する。すると、心臓バクバク、手に汗握る感覚になる、この緊張感が間違いなく猫に伝わるんです。
猫は「いっしょに真剣に遊ぶ」のを好みます。自分に関心が向いていることを素早く察知する。もうね、これで遊びの85%は達成したようなもん。満足するんです、これで。
いかに私たちが猫と真剣に向かい合っているか、これこそが遊びの一番大事なキモの部分。スーパーねこ友はそのためのかなり使える道具です。
発明してから、かれこれ30年近く編んできましたが、やっぱりスーパーねこ友!
【へたな遊ばせ方】・同じ動きを繰り返す…自然界にワイパーのような人工的な動きはないですから。・獲物になり切っていない、猫との時間に集中していない…スマホ、テレビ、音楽など消してやるべし。
【ちょっとしたコツ】・一時停止させた動きを取り入れる・クッションなどの下に隠す動きを取り入れる・ちょっと薄暗い部屋で遊ばせる これは夜と昼の境目の時間帯に狩りをする猫たちの薄明薄暮性を利用するためです。