2022年 10月 31日
31日の言葉と焙煎珈琲を探す旅 |
『10月はたそがれの月』と云うブラッドベリの本がありますが、内容は覚えていなくても、タイトルと装丁はクッキリ脳裏に浮かびます。
「誠実」が好きです。
物でも人でも誠実がよいとこころの底から思います。 自分自身に対して、誠実に生きようと思うと、人と違う歩き方になる、私の場合。 妥協するとこ、譲れぬところ、場面場面で変わりますが、なるべく「ホントにワタシはソレをやりたいか?」と己に聴く。 これはネットや、他人を見たり聞いたりしなくても分かる。 最終的にはこの判断を最優先する。
こうなるまでには紆余曲折多々ありましたが、結局のところ、残り20年の人生として、これはもう好きなことやってる時間しかないんですよ。 他のことに費やす時間はない。
もうね、私なりにはさんざん努力もし、頑張って来たんです。 そろそろ秋の実りを手に入れて、丁寧に暮らしたい。 やり残しないよう、思いつくことはからだが動くうちに挑戦したい。
ってことで、昨日は「糸島の焙煎珈琲を探す旅」を決行しました。 「森とコーヒー」さんに伺いました。
お勧めのコーヒー、「森のほとり」と「エチオピアW(深煎り)」を各100g購入。 「豆をお買い上げの方にドリンクサービスしてますので、お好きなものをお選びください」 なんて氣前のいいことでしょう。 倖せなコーヒーの香りに包まれて、豆を挽いてもらっている間のぜいたくさ。 せっかくいい豆を買ったのだから、と次に向かった「新三郎商店」で紙フィルターを使わない燦セラのセラミックコーヒードリッパー「cofil」を購入。 ちょうどペーパーフィルターが切れそうだったのです。 三角フィルターはあまり売ってないから、ネットで取り寄せるしかない、と思っていたところ、この素敵な形状、色、素材感に目が釘付けに。
今朝、「粋透水」を沸かして、コフィルを使って、「森のほとり」を煎れてみました。 部屋中に漂う焙煎珈琲のかほり~、いいわぁ。 普段珈琲は午前中しか飲まないんですが、午後はエチオピアも飲んじゃおうかしら。
糸島は焙煎珈琲の専門店が多いそうです。 少しづつ試して、お氣に入りを見つける楽しみができました。 先に書いた「新三郎商店」、運転していてお腹がすいたので、まさか流行りの超人氣スポットとは知らずに入り込んだのです。
なんだかすごい人だなぁ、と。 「またいちの塩」が運営しているので、ここで「またいちの塩」や名物「塩プリン」が買えるし、ごはんやさんも2店舗ある。
せっかくですから、ポピュラーな「おにぎり定食」を頼みました。 前妻の糸島野菜 4種類の塩とオリーブオイルまたは菜種オイルで味わう。 白和え、お魚、スープ、おにぎり2個 おにぎりが大きくて、美味しいんだけど1個で十分。
とにかくすべて丁寧で、神経が行き届いたお店。 室内環境、器、素材、スタッフさんの所作や話し方なども洗練されている。 こりゃ人氣があるのも当然です。 ここでも、感じたのは子どもが多いこと。 私の経験値からすると、こうした店は男女のペア、もしくは女性同士のグループがお客のほとんどですが、糸島は子どもがわちゃわちゃいて、にぎやか、元氣で明るい。 老若男女が楽しめる土地なのかも?
で、食後に「またいちの塩」を買うついでに、コフィルを買い求めたのでした。 なんかね、お客の心理をついた導線構成が巧みなの。 まんまと乗せられるショローは私以外にもたーくさんいました、はい(こっそり、観察してた)。
いつもお読みいただき、ありがとうございます。 今週もよく遊び、よく食べ、よく寝て、猫のようにご機嫌元氣でありましょうね。
人生も夏が終わって、秋に入っています。
糸島では夏の終わりのざわめきと、ヒタヒタと、スンスンと、秋が深まっていく感覚を味わっています。
31日の言葉はコレ。
by cs-nanri
| 2022-10-31 09:19
| ピピピッピッ!