今日が移住1か月目でございます。
自分でもちょっと驚く、まだ1か月しか経ってないの?って。
さて呼子の朝市は日本三大朝一のひとつとのこと、これは行ってみなければ。
思い立ったが吉祥寺秀子、8:30開始に間に合わせるべく、愛車きっちぃをすっ飛ばしました。
結果から云うと、なにも買わなかったし、写真もとらなかった。
名物に美味いものなし、と云いますからね~。
それでは、イカの活きづくりでも食べて帰るべか、と活きづくりを始めた元祖店で上から2番目のヤツを食べてみた。
やっぱ「河太郎」に行くべきだったか?
このまま呼子は惨敗で終わるのか?
そんなことはない。
巨大呼子大橋を渡った。
サンフランシスコみたいだったですよ、一度しか行ったことないけど。
あまり車が走っていないのもいい。
さらに橋を渡った加部島の田島神社もよかった。
宗像三女伸をお祭りしている海の守り神ですね。
こちらの狛犬様がキュートでした。で、ちゃんと普通の狛犬さまもいて、オシャレな模様入り。
こちらも誰もいなかったので、マスク外して大きな声で独り言云ってもノープロブレム。神社から海に直つながっていて、沖家室島のお寺さんをおもいだしました。
宗像三女伸、そしてすぐそこにある朝鮮半島。こういう場に身を置いたら、考え方が変わりますよ、いやホントに、風土って力ありますからね。
せっかく佐賀県に来たのだし、他になにか行くとこないかしらん、と朝市で配布されていた観光マップを見る。お、近くに太閤秀吉が作った名護屋城跡があるじゃないですか!そういや、ここ、武田鉄矢がラジオで大絶賛してた城だわ、一度見たかったんだよね~。ここでも名護屋大橋を渡ります。
で、こんなに広大とは思いませんでした。恐るべし、ヒデヨシ。なんかこの城跡のほうが、大阪城より迫ってくるものがありましたね、私の場合。なんつかヒデヨシの大陸に向けた心意氣、ちっちゃな日本に収まってる俺様じゃねぇぞ、みたいな。
いや、カッコいいわヒデヨシ。
余談ですが、一般的には「秀子」の漢字を説明するとき、「秀」は「優秀の秀」っていうでしょ?あれ、自分で云うのおこがましいもんだから、これまで「豊臣秀吉」の「秀」ってゆうてたんですよ。でも、これも実におこがましかったと昨日分かって、恥ずかしくて穴掘りたくなった。
ヒデヨシ評価もさまざまですが、昨日名護屋城跡みてね、考えが大分変りました。壮大な志を持っていたんだなぁ、と。これって他国を奪い取ること云々以前の問題で、ヒトとして生まれた性(さが)(佐賀だけにな)だと思う。人物の器がどでかかったと、そう実感したです。石垣の岩もすんごい。写真じゃ到底伝わらん。
いっとき、ここは一大文化都市だったわけですよね。名立たる大名たちもこの地に移り住んでいたわけで、その名残はそこここに残されているはず。
これ、熊野もそうだった。「蟻の熊野詣」と言わて上皇たちがこぞって熊野を目指したときがあったから、今に伝わる獅子舞などに都の煌びやかさが香るんだと、私はそう勝手に思っている。
想いがげなく佐賀紀行は歴史の旅になりました。が、もちろん、目に入った道の駅にはもれなく立ち寄り、糸島では売ってないものを発掘してきました。
呼子への往き、「虹の松原」を抜けていったんですが、これがね、あーた、素晴らしくて、歓声を上げっぱなしだったですよ。これは何度でも走りたくなる道です。
おまけに我が家からも近い。
お土産に「虹の松原おこし」買ってきました。ええ、ええ、ミーハーですとも。
では、皆様、よい週末を!ありがとうございました。