2022年 11月 22日
オーベルジュ山ぼうしから學ぶこと |
昨日は1日1組限定ランチ、浮岳茶寮/オーベルジュ山ぼうしさんで至福の2時間を過ごしてきました。昭和初期の建物 懐かしい風情です。 このへんではしめ縄を1年中飾っている。 この地方で栽培される赤米の稲穂が使われています。
「猫さんがいると花を飾れない」という声はわりとよく聞きます。 でも我が家は1年中生花を欠かしません。 人トイレ、仕切り戸のある玄関、寝室、ダイニングテーブルなどなど、今も6カ所に花がある。 「飾れない」と決めつけないで、飾る工夫をする。 しかも花を飾る空間は、自ずときれいにする必然が生まれます。 ここ、重要。 花を飾ろうと思うと、環境が変わるんです。 猫を言い訳にしている人は反省してください、ハハハ。
浮岳茶寮さんに猫がいるわけではありませんが、あ、これ、いいな、と思ったのが、床の間のコレ。
そして、掃除が行き届いていること。 猫は毛づくろいの際、からだについた家の埃をなめとり、体内に取り込むのです。 ですから、1週間に1度の徹底的な掃除より、毎日氣づいたときにちょこちょことする掃除のほうが実は大切なんです。 ものを置かない。 間接照明を使う。 白い猫がいたら、絵になるわ~。 こちらは馬小屋を改装したオーベルジュのベッドルーム。 猫さんの毛が付きにくいベッドカバーがあります。 ところで、毎朝、ベッドメイキングしてますか?
ベッドの乱れは、その人の生き方に通じます。 朝は必ず寝具を整えませうね。
以前、キャットシッター育成講座生を当時あった多摩のマンションの泊めたんですね。 そしたら、そのうち一人は布団を畳まずに、二つ折りにして平然としていました。 いくら猫の知識があっても、目端が利いても、なんとなくこの人にはシッティングを頼みたくないな、と思ったものです。 シッターはだれも見ていないところでやる仕事です。 だからこそ、日頃の行いにその人柄が現れる。 靴を脱ぎっぱなしにするとか、時間を守らないあるいは時間ピッタリとか、そういうヒトはちょっとなぁ、と今でも感じます。
話を戻します、シーツを1週間洗わないと、便器の中より雑菌が多くなるって知ってます? 私はシーツは1日おき(ホントは毎日がベスト)、パジャマは毎日洗濯します。 なちゅこといっしょに寝る寝具はやはり清潔にしたいです。 これから冬に入ると、からだを動かすのがおっくうになり勝ちですが、家事を本氣でやるとかなりいい運動になります。
それが猫さんの健康にも貢献できるんですから、やらない手はない。
そく動けるからだでいることはとても大切なことです。 氣がついたきにさっと掃除できるか? 氣力、体力、どちらも必要。 死ぬまで猫と暮らしたいと思ったら、31訓5日の言葉「整理整頓、快適で清潔な環境」だと思います。
ワタクシ、昨日は浮岳茶寮さんの惚れ惚れする佇まいに感服して、家に戻るなり拭き掃除をしました。 「猫が絵になる空間づくり」が室内の整えるときの理想。
オーベルジュには及ばないけれど、刺激を受けて、ちょっとでも取り入れられるものは真似しようと思うのです。 そう、時には素敵な場所に身を置いてみる、これも大事ですね。 ニンゲン、知らないものには考えが及びませんから。 いいものをたくさん見たり聞いたり、体験することは、猫さんとの暮らしに必ずプラスになるはず。
私ごときがいくら語っても到底語り尽せない魅力満載の浮岳茶寮さん、
「ぜひ、あの方々にお泊りいただきたい」
とムクムク膨らむ妄想はとどまるところを知りません。
by cs-nanri
| 2022-11-22 10:01
| 暮らしのヒント