お目目パッチリの狛犬様

ここ数日の夕方散歩コースは山側に向かっての田んぼ道です。

必ず出会う人たちが何人かいます。

犬のお散歩カップル、近所のおじいさん……。

田んぼ道は碁盤の目のようになっていて、鳥瞰したら面白いだろうなと思うです。

私はその日の氣分でいろんな道を行きますが、定番ルートのおじいさんは決まった時間にきちんと「あの角」を曲がるし、下校の中学生自転車が走ることもある。

逢魔が時、いろんな人が歩いているおかしみ。

ふふふ。

昨日はなぜか夕暮れがゆっくりでした。

ズンズン行った先の正面に「いつか行こう」と思っていた白山宮。

そこから「おいで、おいで」された氣がして、階段を上っていきました。

ホントは日暮れ時の神社ってどうよ？

と思わないでもなかったんですが、からだが動いちゃった。

いつも行ってる白山神社の分社ですな。

菊理姫、イザナキとイザナミノミコトをお祀りしています。

で、階段を上がっていくと、「カッ！」と見開いた狛犬のまなこが飛びこんできました。

夕暮れどき、金色まなこ、迫力です。

「なんて大きなお目目でしょう！」

思わず声に出していました。

キュート過ぎて、思わず笑みが。お写真撮らせてくださいね、と。
よく来た、よく来た、と言ってもらえたようで、「今度改めて、ちゃんと伺います」と云ってました。どんなときでも、己にとっていいように解釈するタチでございます。コレ、一生なおらんように思うです。
石造りの門、よく見ると3つのパーツが組み合わされている。ねじとか使っていない精巧な技ですよね～。何百年も落ちずに支え合っているんでしょうね、すごいわ。いいもん見せてもらいました。
白山宮からいつも美味しいミカンを買っている無人販売所の前を通り、山並みに夕日が沈んでいく様を眺めながら帰ってきました。今日もいい日だったなぁ。そう思える今に感謝、感謝、感謝。
ヤムの手がタオの肩に。なかよし浦神きょうだい。

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