独り言に耳をすませ |
おはようございます。
今朝は冬に逆戻りした寒さで、熱いコーヒーで掌を温めております。
ですが、真鍋家からやってきたバイモユリが無事に根付いて花を咲かせました。
野の花という風情が可憐です。
ところどころ野草が萌えている我が庭、クラピア計画をやめてよかった。
これからの季節、いろんな野草が出てくるのを観察しましょう。
昨日の散歩で、山中の道端に咲いているスミレに出会いました。
濃い紫色のアカネスミレは子どものころから一番なじみのあるスミレ。
うちの庭にも咲いてくれないかしら。
今、田畑は一面青い麦に覆われて、風が吹くと緑の波がおこって、そりゃ、きれいなんです。
こういう光景を賢治なら、どう表現するだろう?
飄逸なオノマトペを創り出すにちがいありません。
今日は唐津に映画を観に行こうかと考えていたんですが、朝のゴミ出しで外に出たらブルッと寒い。
「今日はおうちにいようっと」
ひとり暮らしのショローには、「独り言さん」が相棒です。
で、経験から、こういうときの独り言には従った方がいい。
「ひとりごとに耳をすませ」
GG365の言葉です。
思わず口をついて出る言葉は顕在意識より潜在意識の比重が高い。
「ああ、疲れた~」
ああ、くたびれたんだね、秀子ちゃん、今日は無理せず早く寝よ~。
「あぁ、楽しかった~」
ホント、秀子ちゃんはこういうのがホント好きだよね~。
「コレ、なんかちょっと氣が重いなぁ……」
うん、だったら、やめた方がいいかもね。
「あら、コレ、こうしたらいいじゃね?」
おーいぇ~、やってみよ、やってみよ~。
ふむ、私の暮らしは、よーくしゃべってますね。
だからか、寂しさを感じたことがほぼほぼない。
大体、孤独は憧れこそすれ、厭っていないですし。
思えば40代のころから、60歳以降を「孤独を友として生きる」人生を思い描いていました。
さいわい計画通りにいってる今。
このままどこにも所属せず、余計なものを背負わず、己の暮らしを充実させるには「独り言さん」との二人三脚が欠かせません。
あと、猫がいて、本があればオッケー。
結局、ぐるりと円を描くように、幼いころの暮らしに戻っていくような……。
いつもお読みいただき、ありがとうございます。
今週も感謝と謙虚さを忘れず、口角を上げて参りましょう。
皆様もご機嫌元氣な1日を。