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2023年 06月 09日
何度目かの河合隼雄ブーム、昨夜から『思想家 河合隼雄』を読み始めました。 臨床心理家としての河合先生が、日本人特有の中空構造論を展開したことの意味がようやく分かったような氣がする。なぜ、古事記だったのか?なぜ、源氏物語だったのか?なぜ、とりかえばや物語だったのか?なぜ、明恵だったのか? なぜ、ケルトで、なぜ、インディアンだったのか?なぜ、箱庭だったのか? 上記はすべて、河合先生が書籍化した題材であり、これらがすべて中空構造に集約される(ように思われる)。 さらに中空構造におさまらないヒルコ、鬼っ子の存在。これですよ、コレ。これらに対する視線がですね、ワタシが河合先生に今も惹かれる理由かも。 河合先生ご自身が鬼っ子だったという息子・河合俊雄の指摘にハッとする。 作品には絶対ならない、芸術にもならない不定型のこころの表現を絶えず目にし続けた臨床家河合隼雄ならではの視点。「晩年ますますしゃべらなくなっていった」という箇所で、はからずも涙がこぼれた。 残念ながら、河合隼雄没後、日本人の深層に脈々と流れるこの中空構造論を受け継ぐ人が現れてこない。日本にはこんな素晴らしい構造の解明をした方がおられたのに、と思うと悔しく、もどかしい。 とにかく、時間ができた今、じっくり、どっぷり河合隼雄を再読するぞ。外に求めなくても、すべては手元にある。このことである。 暮らしの間に間に、ひとり静かに、熱く、河合隼雄と語る。やっとですよ、やっと。 庭を立体的にするのも、河合隼雄を立体的に読むのも同じ。その段階に入った、ということ。ある意味、手放していかないと到達できない。両手が自由になってやっとつかめるものがある、そんな感じ。 では、今日もご機嫌元氣な1日にしましょう。ありがとうございました。
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