2023年 08月 15日
白山神社に「大祓」を聴きに行く |
おはようございます。

夏用の着衣清々しいも清々しく。
いい悪いではなく、そういう国民性をもっていると自覚するしかない。 変えるのではなく、まずは受け入れること。 
特注の熊手だそう。 境内を美しく整える道具。
日本人の拡散する精神性、コレ、ちょっと考えてみたいですね。 意外と、こういうとこあったんだなぁ、なんて思いません? おおらかと言うか、いい加減と言うか、無責任と言うか。 だからか、たとえば災害に遭っても立ち直りが早い(ような)氣がします。 
キツネのしっぽみたい、迫力があって素敵。
白山神社の帰り、味工房甘𠮷さんでおはぎを買いました。 こちらのお饅頭、お餅類、お赤飯、なんでもホントに美味しいんです。 
近所で嬉しい~。
ではでは、今日もご機嫌元氣に参りましょう。 ありがとうございました。
昨日「大祓」の勉強をしたところで、今朝はちょうど白山神社の月並祭。
生の大祓を聴きに行ってきました。
あら、いつもの総代さんたちがどなたもいらっしゃいません。
一般はワタシともうお一方というぜいたくさ。
一番前のお席で、とくと神事を拝見できました。
発端となった『対話で探る「新しい科学」』河合隼雄の対談集、猪瀬博さんの発言を要約すると下記です。
「大祓」の祝詞に登場する4人の神様
第1 セオリツ姫……禍事はすべて川に流し、それは海に運ばれる
第2 ハヤアキツ姫……海に運ばれた禍事をすべて飲み込んでしまう
第3 イブキドヌシ……すべて吹き出して、根の国、底の国に拡散させる
第4 ハヤサスラ姫……それをどこかに捨ててしまって、禍事はすべてなくなる
ウチからソトへ汚いものをできるだけ出して清め、それによってウチの秩序が保たれる。
日本人は自分の外側に無限と包容力があると仮定していて、河合センセはこれを「グレートマザー」と呼んでいる。
なるほど日本人の好む清々しさであり、一方では甘えの構造でもありますね。
「祓い」によって消滅させる。
水に流してなかったことにする国民性、ハハハ、大いに思い当たるなぁ。
だれも責任取らん、ちゅうヤツね。
これでずーーときちゃってますから、そうそう簡単には変われんですよ。
さて、どうしましょ?




by cs-nanri
| 2023-08-15 10:35
| 暮らしのヒント