2023年 11月 21日
『宗教を知る 人間を知る』 |
おはようございます。
本書を読んでいて、『旧約聖書』『新約聖書』を読んだことがない己に氣づきました。 小・中学生向けのを読んでみようかしらん。
「人を殺すなかれ」と言いながら戦争をするのはどうなの? という疑問についての答えも分かりました。 「異教徒は殺してもいい」ってことだったらしい、はぁ~。
「日本人の特徴は、信仰嫌いのお骨好き、宗教嫌いのお墓好き」 山折さんの言葉に深くうなずく。 ホント、そうですよね。
これまで一番の大量殺人は、「正義」の名で行われている。 たしかに悪人の殺人は数人止まりだけど、聖戦は何万人もの死者が出る。
脇道ですが、良寛が道元好きだったことも初めて知りました。
良寛の辞世の句 「形見とて何か残さむ春は花 夏ほととぎす秋はもみじ葉」
道元 「春は花夏ほととぎす秋は月 冬雪冴えて涼しかりけり」
かくも良寛は道元の美意識、死生観をも血肉化していた、ということらしい。 そうだったのか~。
またもや読んでみたいものが増えてしまいました。 芋づる式読書はどこまでも、です。
昨日は金象印の小型シャベルを購入し、庭の左奥から土改良を始めました。 深さ50cmくらいまで掘っているので、少しずつ。 冬の間にできる範囲で、土壌改良していきましょう。
やっぱりたまの肉体労働はいい。 からだが目覚める感じです。 なんにも考えずに黙々と土を掘るとか、究極の瞑想になりうる。 今日もぼちぼち、やりましょうかね。
では、皆様もご機嫌元氣な1日を。
河合隼雄、加賀乙彦、山折哲雄、合庭惇の『宗教を知る 人間を知る』講談社 2002年出版。

by cs-nanri
| 2023-11-21 09:07
| 本がなければ