アンリー

シャム猫さんの打ち合わせで、名前を書き込みながら、
「あら、アンリーちゃんですか、私はナンリーなんちゃって」
とはしゃいでいると、申し訳なさそうに
「いえ、あの、アンディーなんです…」
「ああ、アンディー・ガルシアのほうでしたか、彼の『モディリアーニ』はよかったですねー」
あくまでめげないクスノキヒデコ。
シャム猫ココシリーズがあるくらいで、この猫種はコミュニケーションが発達している。
よくしゃべるし、賢い。
チョコレート色の毛色とロイヤルブルーの瞳の組み合わせは神様からの贈り物。
湯島付近で見かけた猫は、カフェラテのような毛色、つたの中に埋もれていても見つけちゃうもんね。
夕べは幻冬舎近くの空き地で、猫の集会があった。
いつもは２匹くらいなのに、５、６匹集まってたから、重要な会議だったのだろう。

ちびはかなりしっかりしてきた。
しかし、今月は猫Cafe、猫Barはお休みさせてくだされ。
12月になると、キツネ君とチャー君７歳というホスト候補が事務所にやってくる。
彼らの適性を見極めてから、ホストデビュー日を決めよう。
久々若い男の子、楽しみよのぉ、うひゃひゃ。
これで、ちびも肩の荷を下ろして、ゆっくり静養できるといい。

昨日は「ハナマサ」で、業務用とうがらし、片栗粉、ローリエ、はまぐりスープの素など調味料を買いそろえた。千鳥酢はネットで１升瓶３本、馬路村のゆず酢は18本、『dancyu』で見た一升瓶ワイン６本、お取り寄せ。
成田の産直野菜市でも野菜や味噌を山ほど買い込むから、おばちゃんもまさか私が一人暮らしとは思うまい。
仕込みは、材料と調味料、段取りで決まる。
仕上げはタイミングと愛情かしら？　今度、一秋さんに教えてもらおう。