2008年 11月 27日
白山ひめのおみちびき |
先ず、白山ひめ神社に参拝。
鶴来駅前で無料のレンタサイクルでスイスイ走る。
板塀の落ち着いた町並み、酒造、豆腐店などが並ぶ私好みな街である。
なにより人がいないのが最高だ。
神社の表参道、長い石段も川のせせらぎと紅葉で一向に苦にならない。
本殿で感謝を捧げ、境内をゆっくり歩く。
遠く雪を被った白山さんが見える。
清浄な空気の中、天と地をくくるべく、陰陽の中心を見つけるべく、心を静める。
街に戻り、気になっていた「萬歳楽」小堀酒造に入り、原酒絞り立てをいただく。
この酒、千駄ヶ谷の五万石でよく飲む。
ここが本家本元かーと感慨深い。
江戸時代からの建物を使った店内は、囲炉裏があり、素敵だ。
若女将らしき方と話すうち、
「うちの会長も全国の神社巡りをしてるので、よかったらこちらに」
と奥の部屋に通していただいた。
さぁ、それから二時間近く会長の入れてくれる特製紅茶を頂戴しながら、神社話。
もう、こんな贅沢にあずかっていいんだろうか?
次の目的地気多大社までの時刻表を調べていた会長さん、タクシーを呼び、これで行きなさいと。
レンタサイクルは店の方が返してくださるという。
初めて会った見知らぬヤツにどうして、こんなにして下るの。
惜しみなく出すこと、他人の利益を考えること。
菊理姫のおひざ元で、倖せな時を過ごせた。
by cs-nanri
| 2008-11-27 15:47
| 旅は道連れ